先週からLINEを使ってオンライン採点を始めています。
このオンライン採点こそ、今、子どもたちの『自学自習の力』を伸ばす最適解だと信じて。
オンライン採点の手順はこんな感じ↓です。
1.宿題をやる。
2.解いたプリントを写真で撮ってLINEで送ってもらう。
3.送ってもらったプリントを採点し、LINEで送り返す。
4.採点をスマホやタブレットで見ながら、赤ペンで書き写す。
正直、とても面倒です。
自分のLINEアカウントを持っていない子がほとんどなので、保護者の方が写真を撮って送ってくれるご家庭の方が多いです。
(高学年の場合、本人がスマホやタブレットで写真を撮って、自分のLINEアカウントで送ってくれる子もいます。
さすがデジタルネイティブですね。)
いちいち裏表写真を撮って送ってもらうのは、とても手間がかかります。
国語1枚、算数1枚、英語1枚でも、それぞれに裏表があり、合計6枚の写真を撮って送ってもらうことになります。
そして、それを受け取ったら、私の場合はパソコンで画像編集して採点を書き込みます。
時にはアドバイスをみっちり書き込むこともあります。
ペンタブレットも、画像編集ツールも、ある程度慣れるまで1週間かかりました。
でも、オンライン採点をしたい理由が、私にはありました。
それは、学研教室の理念である『自学自習の力』を育てるチャンスだと信じていたからです。
私の採点を見ながら、そっくりそのまま自分のプリントに書き写す。
そうすることによって、自分がどこを間違えたのか、どう間違えたのか、どう直すのかを、しっかり意識しやすいと考えました。
なので、高学年にこそ、このオンライン採点を是非積極的にやってほしい。
中学へ上がる準備として。
また、幼児や低学年は、自分で自分のやった教材に花〇をつけたり、間違えたところにチェックを淹れたりするのは、単純に楽しいと感じるだろうと思いました。
楽しければ、それは単純に「勉強って楽しい!」と感じることにつながっていきます。
私のモットーは、
「勉強は遊びの延長」です。
楽しんでやるのが、やっぱり一番効率がいいのです。
どんな要素でも、楽しみながらやれることが、まずは大切です。
だからこそ、この逆境の中、オンライン採点はピンチをチャンスに変える大きな転機なのです。